2006-11-15 ArtNo.38725
◆Advinus/Veeda、共同で前臨床・早期臨床サービス提供
【バンガロール】タタ・グループ傘下の薬品研究/受託サービス会社Advinus Therapeutics Private Limited(ATPL)は、第二次開発期間における前臨床段階と早期臨床段階のシームレスなサービスを提供するため、英国のプリマス及びグジャラート州Ahmedabadを拠点にする第1次・第2次臨床試験受託会社Veeda Clinical Research Limited(VCRL)と提携した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月9日、ATPLのステートメントを引用し報じたところによると、両社の提携には、前臨床開発、早期臨床開発、人畜安全性薬理学、前臨床毒物学、前臨床薬理学、臨床薬理学、そして薬動力学(PK:Pharmacokinetic)データに基づき薬品候補を選別するためのマイクロドーシング(microdosing)が含まれる。
ATPLのDr Rashmi Barbhaiya重役(CEO/MD)によると、ATPLとVCRLの既存顧客が前臨床/早期臨床開発の総合的サービスを受けられるだけでなく、両社の提携は、欧州や米国における前臨床及び臨床サービス求める企業の注目を呼び、急成長するインド創薬(drug discovery)業界に新たな潮流を生み出すものと見られる。APTLは、Ranbaxy Laboratoriesの研究主任を務めた経歴を有するBarbhaiya氏がタタ・グループと共同で設立した。
VCRLのApoorva Shah重役(MD)によると、両社の提携により顧客は新薬開発のユニークな機会と早期臨床開発のシームレスなサービスを享受できると言う。
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