SEAnews 2006-11-15 ArtNo.38716

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2006-11-15　ArtNo.38716

【ニューデリー】インド政府は14日、「アルナチャルはインド固有の領土である」との立場を再確認し、「アルナチャル全土が中国領」とする中国の主張を否定した。
インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが11月14／15日報じたところによると、インドのPranab Mukherjee外相は前日の孫玉璽中国大使の談話に触れ、以上のインド政府の立場を明らかにした。
また外務次官を務めた経歴を有するアルナチャルプラデシュ州のS K Singh知事は、「これ(孫大使の発言)は中国の交渉姿勢の強引さを象徴しており、中国は過去にもこした奇襲戦術を採用した」と非難した。
野党のインド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)は、中国大使の発言に強く反発するとともに、沈黙を守っているManmohan Singh首相を厳しく批判した。
インド共産党(CPM)リーダーらは領土の交換を通じて国境問題を解決することに反対する立場を明らかにした。

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