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2006-11-13 ArtNo.38710
◆ウルトラ・メガ発電計画、難題多々
【ニューデリー】マドヤプラデシュ州Sasanとグジャラート州Mundraのウルトラ・メガ発電プロジェクト(UMPP:ultra mega power projects)はほぼ軌道に乗った感が有るが、残りの3つのUMPPは様々な難題に直面している。
エコノミック・タイムズが11月11日報じたところによると、タミールナド州では立地点を巡り州政府と中央政府の意見が対立している。中央電力局(CEA:Central Electricity Authority)はタミールナド州Cheyyurに発電施設を設けるよう提案したが、同州政府はNagapattnamを候補地として押した。CEAチームは、Nagapattnamには深水港が存在せず、低地のため基盤整備に余分な労力とコストがかかるとしている。
またオリッサ州Bhasmのプロジェクトは州政府が関心を表明し何らかの回答を行うのを待って棚上げされている。オリッサ州とタミールナド州の問題は時間をかけて話し合うなら依然として解決の余地が残されているが、カルナタカ州Tadriに関しては反対運動の高まりの中で白紙還元の恐れも生じている。
Tadri地区を実地調査した国会エネルギー部会の報告によれば、同地区の国会議員、州議会議員、住民らは4000MW(メガワット)の発電所を同地に設けることに挙って反対しており、加えてインド海軍も基地近くに大型発電所を設けることに異議を唱えている。
カルナタカ州政府は専門委員会を設けて地元住民の説得に努めているが、こうした努力はほとんど効果を上げていない。専門家によると4000MWの発電所は年間5270万トンの二酸化炭素を排出する。このため環境保護論者は世界的な環境保護地に数えられるAghnashini Estuary地区に対する潜在的ダメージに懸念を表明している。海軍は、発電所候補地がKarwarの西部海軍司令部『Project Seabird』から僅か40キロしか離れていないことに不満を表明している。
Tadriプロジェクトには、NTPC/Larsen & Toubro/Reliance Energy/Tata Power/Sterlite Industries Ltd/Aditya Birla Group/Khanjee Holdings等、20社が入札意向書を提出しており、計画の遅延は投資家の信頼にも悪影響を及ぼすものと見られる。
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