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2006-11-13 ArtNo.38704
◆Bartronics、スマート・カード・チップ製造計画
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のBartronics India Limited(BIL)は、シンガポール企業Watchdata Technologies Ltd(WTL)の支援も得、160クロー(US$3563万)を投じてハイデラバードにスマート・カード・チップ製造施設を設ける。
エコノミック・タイムズが11月11日報じたところによると、BILは現在WTLからチップの供給を受けている。新施設は2008年初までに稼働する予定で、必要経費は自己資本と借入で賄う。
BILのSudhir Rao重役(MD/CEO)によると、現在BILはWTLからスマート・カード・ベースの製品を調達、インド国内や周辺諸国におけるマーケッティングを引き受けているが、後方統合化計画の一環としてチップの製造に乗り出す。これは第2段階の拡張計画の一部を成しており、同社は第2段階拡張計画のために225~250クロー(US$5001万-5557万)の調達を予定している。
BILはバレーンに事務所を開設し、中東市場を開拓することを計画している。同事務所はスマート・カードとRFID(Radio Frequency Identification)市場の開拓に照準を合わせる。成熟した米国のRFID市場を開拓することも計画しており、現地パートナーを物色している。BILのスタッフは目下125人だが、2年内に250人に増員する。チップ製造施設が完成すれば、さらに350人に拡大する。
BILは最近シンガポールにマレーシアと極東市場をサポートするオフィスを設けた。現地パトナーのHayleys Groupと手を組みスリランカにおける『自動認識及びデータ取得技術(AIDC:Automatic Identification and Data Capture)』市場の開拓も図っている。
昨年は売上げ28.9クロー(US$642万)、純益5.3クロー(US$118万)を計上、今年は売上げ52-55クロー(US$1158万-1225万)、純益9-10クロー(US$200万-222万)、来年は売上げ100クロー(US$2223万)、純益18-20クロー(US$400万-445万)を見込んでいると言う。
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