SEAnews 1995-11-10 ArtNo.3870

【シンガポール】香港実業家リー・カーシン氏のチュンコン社、チェン・ユートン氏のニュー・ワールド及びテム・ファット・ヒン・ファン社が合弁で6億Ｍドルを投じてジョホール・バルに開発中の小売／オフィス／ホテル／住宅コンプレックス“ムナラ・ランドマーク”第2期工事分のオフィスタワーが今日(11/10)から日曜までの間ジョホールバル、クアラルンプル、シンガポールのサンテク・シティーで同時に売り出される。
同プロジェクトのエージェントを務めるジョーンズ・ラング・ウートン社が8日明らかにしたところによると、今回売り出される34ユニットのオフィス・スペースは各1000～3500平方フィート、合計5万6718平方フィートで、価格は平方フィート当たり558～733Ｍドルと、クアラルンプルの平均500Ｍドルに比肩する。1997年末完工予定のムナラ・ランドマークは11階建てポディアム(小売/ﾌｰﾄﾞ･ｺｰﾄ/ｴﾝﾀｰﾃｰﾒﾝﾄ施設/駐車場)、18階建てホテル(ﾗﾏﾀﾞ)、24階建てオフィス・タワーから成り、総床面積は137万平方フィート。テム・ファットのレーモンド・チャン会長によると、マレーシアのルンバガ・タブン・ハジ(巡礼基金)がオフィス・タワー／ポディアム／駐車場の開発会社3社Vitec Enterprisr／Prizevest／Top Priorityに各30％、チュンコン、ニュー・ワールド、テム・ファットの合弁会社Yetcome Investmentsが残りの70％を出資している。またホテル・タワーはＴ＆Ｔプロパティーズと称する合弁会社が開発に当たり、同社には巡礼基金は出資していない。主建設工事は韓国のサンヨン・エンジニアリング・アンド・コンストラクションに発注されていると言う。(BT:11/9)