1995-02-04 ArtNo.387
◆<馬>マラッカ州政府、201ha石化工業用地の利用者物色
【マラッカ】マラッカ州政府は石油化学工業用地として確保されているトゥロック・ゴンの201haの土地を開発する企業を物色している。
マラッカ州政府のモハド・アリ・ルスタム工業開発・科学技術担当行政議員が2日語ったところによれば、同地は当初地元企業とアラブ資本の合弁会社バイオグローバル(M)Sdn Bhdに提供されたものだが、一定期間内に5000万Mドルの地代の30%が支払われなかったため、認可は取り消された。このため同地は他の申請者にも再度開放されており、これまでに2社が関心を表明している。同地は開発後、12~20haの区画ごとに利用できる。またもし適当な利用者が見いだされなかった場合には、バイオグローバル社に再度同地の開発を委ねる可能性も研究する。同社は州政府の決定に対して再考を求める陳情書を提出したが、依然として30%の地代が支払えない状況にある。また同社はアジア石油化学市場の現状から3年後の当該地の不動産価値を20億Mドル、将来は60億Mドルまで増殖すると見積もっていると言う。(NST,ST:2/3)
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