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2006-11-08 ArtNo.38683
◆台湾企業２社華碩／台塑、タミールナド州への投資約束
【チェンナイ】台湾企業2社、コンピューター・ハードウェア製造業者ASUSTeK Computer Inc(ACI:華碩電脳)と石油化学やエネルギー産業に関わる多角的事業を展開するFormosa Plastics Group(FPG:台塑関係企業集団)がタミールナド州への投資を約束した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月3日報じたところによると、61人の台湾民間業界代表団を率いてこのほどインドを訪れた民進党立法委員荘碩漢(Chuang Suo-Hang)氏は当地で記者会見し以上の消息を語った。それによると、ACIはインドに製造拠点を設けることを計画している。同社はインドに拠点を設けることにより、欧州／西アジア／アフリカ市場へのアクセスが容易になると見ている。これに対して台湾最大の民間企業FPGは、タミールナド州Chennaiに発電施設を設けることを検討している。
台湾代表団はタミールナド州政府に同州で事業を計画する台湾企業のワンストップ窓口として台湾デスクを設けること、また台湾中小企業専用の特別経済区(SEZ)を開発することを提案した。インド南部商工会議所(Southern India Chamber of Commerce and Industry)と中華民国対外貿易発展協会(TAITRA:Taiwan External Trade Development Council)が共催した『インド台湾の双務的貿易関係』と題するセミナーの席上、タミールナド州政府のSakthikanta Das工業部次長は、台湾代表団の以上の提案を検討することを約束した。中華民国経済部投資服務局のBerton B.C. Chiu局長は、「インド投資に積極的な台湾の7業界をリストアップした」と語った。
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