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2006-11-08 ArtNo.38682
◆Murugappa、ウタランチャル州に製造業クラスター設置計画
【チェンナイ】タミールナド州Chennaiを拠点にするMurugappa Groupはウタランチャル州政府が認めた消費税と法人所得税優遇措置を利用して向こう2年間に一連の製造施設を設け、同州に製造業クラスターを形成することを目指している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月3日報じたところによると、同グループのA. Vellayan副会長はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、Tube Investments of India Ltd(TIIL)はウタランチャル州にチューブとチェーンの2部門を設ける計画で、目下用地の買収を図っている。税制奨励措置の恩恵もさることながら、Hero Honda、Bajaj、Ashok Leyland等、指導的自動車メーカーが続々ウタランチャル州に拠点を設けており、こうした顧客の近くにコンポーネント納入業者が製造拠点を設けるのは当然のことである。TIILのN. Srikanth社長によると、同社はチェーン/チューブ/成形、3部門のクラスターを設けることを検討している。TITLは先ず同地のHero Honda/Bajaj Auto/Mahindra & Mahindra/Tata Motorsの子会社らにコンポーネントを投入、市場が一定の規模を備えたなら順次チューブ、チェーン、金型の製造施設を設ける。具体的投資額は未定だが、これら3工場の建設に合計75~80クロー(US$1667万-1778万)が投資される見通しだ。2007年12月までに試運転を開始し、2008年1月までに商業運転にこぎつけることを目指している。
やはりMurugappaグループに属し研磨剤/耐火材/工業用セラミック等の製造を手掛けるCarborundum Universal Ltd(CUL)のK. Srinivasan社長によると、同社は2007年4月にウタランチャル州における商業生産を開始する。第1段階には20クロー(US$445万)を投資、2008年に第2段階としてさらに20クローを投じる計画だ。操業初年度に約50クロー(US$1111万)の売上げを見込んでいると言う。
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