2006-11-08 ArtNo.38679
◆メガ公共企業コンソーシアム、JNPT第4ターミナルに入札
【ムンバイ】Shipping Corporation of India、Container Corporation of India(Concor)、Central Warehousing Corporation(CWC)等、インドのトップ海運/ロジスティクス公共企業は、Dubai PortsやPort of Singapore Authority(PSA)等の国際港湾会社に対抗するため、コンソーシアムを組織し、見積もりコスト5000クロー(US$11.11億)のJawaharlal Nehru Port Trust(JNPT)第4ターミナル・プロジェクトに入札する準備を整えている。
ビジネス・スタンダードが11月7日伝えたところによると、同コンソーシアムは世界第2のコンテナ海運会社、ジュネーブ拠点のMediterranean Shipping Company SAも仲間に引き入れ、特殊会社(special purpose vehicle)を設立して入札するものと予想される。
消息筋によると、Mediterranean Shipping Company以外の海運会社もコンソーシアムに加わるものと予想され、また同コンソーシアムは他のコンテナ・ターミナル事業にも入札するものと見られる。
全国のコンテナ輸送業務の58%を手掛けるJNPTの第4ターミナル・プロジェクトには41社(チーム)が入札意向書(EOI:expressions of interest)を提出した。これらの企業には、Mukesh Ambani氏に率いられるReliance Logistics/その弟Anil Ambani氏のReliance Energy/Tata Power Company/Essar Construction/Larsen & Toubro/Rajiv Nambiar氏がプロモーターを務めるHindustan Infrastructure Projects & Engineering等の地元勢の他、Hutchison Port Holdings/Zim Ports/Evergreen/CMA CGM Global/APM Terminals/Port of Singapore Authority/Dubai Ports等、外国の海運・港湾メジャーが含まれる。
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