2006-11-06 ArtNo.38675
◆Hindustan Petroleum、Vizagに製油所コンプレックス計画
【ハイデラバード】国営石油会社Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)は、アンドラプラデシュ州Visakhapatnam(Vizag)の特別経済区(SEZ)内に3万クロー(US$66.68億)を投じメガ製油所コンプレックスを設ける計画だ。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが11月2日報じたところによるとアンドラプラデシュ州首席大臣オフィスは10月31日のステートメントの中で以上の消息を伝えた。それによると、州政府はHPCLのために1500エーカーの土地を割り当てた。HPCLは同用地に製油所の他、芳香族プラントやナフサ・クラッカーを設ける計画だ。同州最大規模の投資プロジェクトになるが、資金ソースやタイムフレーム等の詳細は未定。
一方、アンドラプラデシュ工業インフラ公社(APIIC:Andhra Pradesh Industrial Infrastructure Corporation)は、当該SEZの開発のため既に9200エーカーの土地を取得している。この内2800エーカーはバーバ原子力研究センター(BARC:Bhabha Atomic Research Centre)に、1000エーカーは衣料品製造輸出業者Brandix Lankaに、それぞれ割り当てられた。Brandix社は同地に600クロー(US$1.33億)の投資を予定しており、HBARCは1000クロー(US$2.22億)を投じて研究開発(R&D)センターを設ける計画だ。HPCLのメガ製油所コンプレックスに関係した下流部門企業等の進出も予想される。
州政府筋によると、HPCLはまたやはりVisakhapatnam付近の2000エーカーの土地を別途割り当てるよう申請していると言う。
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