2006-11-06 ArtNo.38673
◆Bharti、NokiaとUS$4億マネージッド・サービス契約
【ニューデリー】インド最大のGSM(Global System for Mobile)携帯電話サービス会社Bharti Airtel Ltd(BAL)は、フィンランドの電気通信機器メーカー、Nokiaと、8サークル(Mumbai/Maharashtra & Goa/Gujarat/Bihar/Orissa/Kolkata/West Bengal/Madhya Pradesh)におけるGSM/GPRS (General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data GSM Environment)管理サービスの拡張と全国的なWAP(wireless application protocol)ソリューションの導入に関する総額4億米ドルの3年契約を結んだ。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが11月1日報じたところによると、これはBALが過去2年間にノキアと結んだ3度目の主要な契約で、ノキアは2004年にこれら8サークルのマネージッド・サービスに関わる2億7500万米ドルの最初の契約を獲得、2005年に1億7500万米ドルの更新契約を結んだ。ノキアはタミールナド州Chennaiに設けた『Global Network Services Center』を通じてネットワークをモニターする。
BALのManoj Kohli社長によると、上記契約の支払いは内部資金で賄う。これは顧客サービスを含む全ての営業活動を外部に委託する戦略に基づくもので、BALはノキアが構築し、管理するネットワークの100%の所有権を保持する。BALは、別の15サークルの設計/計画/納入/据え付け/運転開始/アップグレードを10億米ドルでEricssonに委託する3年契約を結んでいる。
これによりBALは製品開発/付加価値サービス/マーケッティング/ブランディング/値付け/財務/規則等の中核業務に専心できると言う。
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