1995-11-10 ArtNo.3866
◆<馬>サプラ・デジタル、M$5650万借款契約
【クアラルンプル】サプラ・デジタルSdn Bhdは8日、ADAMデジタル・モービル・フォーン・ネットワークをマレーシア全国に拡大するためスタンダード・チャータード・バンク及びマラヤン・バンキングBhdを初めとする16銀行と、5億6550万Mドルの借款契約を結んだ。
サプラ・デジタルのシャムスディン取締役が契約調印式後語ったところによると、同社はPCN(パーソナル・コミュニケーション・ネットワーク)移動電話システムに10億Mドルを投じる計画で、向こう4~5年間に同ネットワークが完成すると全国のラジオ・ステーションは今日の400から1000に拡大する。8月にサービスを開始して以来、顧客の数は目標を30%ほど上回る1万人に達している。目下ハンドフォーンによるFAXやデータの送受信を可能にする新サービスを試運転中で、来年第1四半期中の正式導入が目指されている。また台湾企業及びスイス企業とローミング契約を結んでおり、この内スイス企業はPCNライセンスとGSM(グローバル・システム・フォー・モービル・コミュニケーションズ)ライセンスを所持している。このためPCNシステムがGSMネットワーク上でもローミングできることが証明される見通しと言う。(NST,MBT,STAR:11/9)
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