【ニューデリー】米国を拠点にする年商270億米ドルのE.I. du Pont de Nemours and Companyの完全出資子会社DuPont Indiaは26日、『2006年インド建設関連会議・展示会(Interbuild India 2006 conference and exhibition)』の席上、同社の新ビジネス・イニシアチブ『デュポン・ビルディング・イノベーションズ(DuPont Building Innovations)』を発表した。
ザ・ヒンドゥーが10月27日、DuPont IndiaのJagdish Kumar重役(ED)の言を引用し伝えたところによると、『DuPontが保持する総合力を梃子に成長領域に進出し、先端科学を応用する』と言う国際戦略を展開する同社は、インドにおける戦略的成長を実現するキー領域として建設部門に注目しており、新イニシアチブはインド建設業界に建設ソリューション、建材、建設関連の新技術を提供しようと言うもの。デュポン・ビルディング・イノベーションズは、インドの建築方式や気候にマッチした製品や安全性の高い製品、耐久性の高い絶縁材を提供、コンクリートの寿命を延ばし、防水性や貯水性の高い構造を実現する。
DuPont Indiaはインドの建築業者が直面する主要な問題に応えられるよう最適な調整を施した益々多くの製品を準備していると言う。