【ニューデリー】インド政府は海外の鉄鋼会社を買収するSteel Authority of India Ltd (SAIL)の如何なる提案も支持する。
エコノミック・タイムズが10月27日報じたところによると、Ram Vilas Paswan鉄鋼相は26日以上の考えを明らかにした。同相によると、SAILは海外鉄鋼プラントを買収する機会を探るべきである。鉄鋼市場は調整期を迎えており、MittalのArcelor買収やTataのCorus買収はこうした機会に乗じた成功例と言える。SAILは設備能力の拡張と合併を通じ国内市場における足場を強化するとともに、それ自身の強みを生かして海外の企業を買収する機会を探るべきである。既にSAILはコークス用炭等の原料ソーシングの面で国際的な企業提携を図っている。また『navratna』ステータスを保持するSAILは1000クロー(US$2.137億)まで政府の事前承認を必要とすることなく投資できる。それ以上の大型投資は政府の閣議承認を得る必要があると言う。