【ニューデリー】マドヤプラデシュ州Sasan/グジャラート州Mundraのウルトラ・メガ発電プロジェクト(ultra mega power projects)は、それぞれの州当局の環境認可を得ており、電力省は、タミールナド州/アンドラプラデシュ州/ジャールカンド州から提出されたウルトラ・メガ発電プロジェクト申請に検討を加えている。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレスが10月24日伝えたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)が主催したウルトラ・メガ発電プロジェクトに関するセミナーの席上、電力省のR. V. Shahi次官は以上の消息を語った。それによるとハイパワーな代表団がこれらの州を訪れ、候補地を視察、向こう5年間にこれらの州にもウルトラ・メガ発電所を設ける可能性を探る。電力省はアンドラプラデシュ州/オリッサ州/マハラシュトラ州におけるウルトラ・メガ発電プロジェクトの入札手続きを加速する方針だ。
中央政府環境森林省のSasan/Mundra両プロジェクトに対する環境認可も間もなく下りるものと見られる。両プロジェクトの入札は11月22日に募集され、12月31日までにBOO(build-own-operate)方式により発注される予定だ。Tata Power/Reliance Energy/Essar/L&T/Jindal Steel and Power/GMR/住友商事/米国Khanjee Holdings/中華発電公司(China Light and Power Company)/国営NTPC Ltd 等が応札する見通しで、両プロジェクトで生産される電力のコストは1ユニット当たり1.50ルピーと見積もられている。