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2006-10-27 ArtNo.38630
◆中鋼、3ヶ月以内に500万トン製鉄所候補地決定
【ニューデリー】インドに年産300万~500万トンの総合製鉄所を設けることを計画する中国中鋼集団公司(Sinosteel Corporation)は向こう3ヶ月間にロケーションを決め、2007年2月までに当該州政府と覚書を交換することを目指している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月24日報じたところによると、Sinosteel India Private Ltd(SIPL)のWang Hongsen重役(MD)は同紙に以上の方針を語った。それによると、同社は既にジャールカンド州政府及びオリッサ州政府と話し合いを行った。中鋼の黄天文総裁が11月にインドを訪れ、詳細を詰める。
中鋼は地元民間企業との合弁の可能性も探っている。様々な提案を受けており、黄天文総裁のインド訪問後、合弁で進めるか、単独で進めるかも含め、方針を決める。しかしインド政府から鉄鉱石の供給を受けるか、自ら鉄鉱山を経営するかは、大きな問題ではないと言う。
業界筋によると、中鋼は鉄鉱石/鋼材/製鉄プラント/その他鉄鋼関連品の世界最大級の貿易会社で、インドから年間800万~1000万トンの鉄鉱石を買い付けている。鉄鋼プラントは年間キャパシティー100万トン当たり2500~3000クロー(US$5.3億-6.41億)するため、投資額は1万クロー(US$21.37億)以上になる可能性が予想される。
鉄鋼省筋によると、中鋼オフィシャルはAkhilesh Das鉄鋼担当国務相と会談した。同社は当初、Steel Authority of India Ltd(SAIL)及びRashtriya Ispat Nigam Ltd(RINL)の拡張計画に参画することを希望していた。インドに製造拠点を設ける計画に関しては同省はまだ具体的計画を知らされていない。
中鋼は2005年7月に外国投資促進局(FIPB)に外国直接投資4クロー(US$85万)の完全出資子会社を設立、冶金関連の原料・半製品、金属・非金属製品、その他のキャッシュ&キャリー卸売りビジネスを手掛けることを申請したと言う。
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