1995-11-10 ArtNo.3863
◆<星>ローヌ・プーラン、第2第3の地域本部設置計画
【シンガポール】経済開発局(EDB)から7日、化学品部門の地域営業本部(OHQ)ステータスを認められたフランスの総合化学企業ローヌ・プーランは来年初までに新たに2つの地域本部をシンガポールに設ける。
この日OHQの認定を受けたローヌ・プーラン・ケミカルズ・アジア・パシフィック(RPCAP)のGilles Barbier社長によると、同社はアジア太平洋地域(17カ国)の43オフィス、工場、研究開発(R&D)施設により手掛けられる化学品ビジネスを統括する。ローヌ・プーランはこの他、来年初に農業化学、化学飼料関連の2地域本部をシンガポールに、また来年末までに薬品ビジネスの地域本部を香港に設ける。今年の域内売上は4億米ドルが見込まれるが、2000年までに8億~9億米ドルに拡大する計画で、向こう3~4年間に域内事業に3億~4億米ドルを投資する。過去2年間の域内投資額は8000万米ドルで、内200万SドルがシンガポールにおけるR&D活動に投じられたと言う。(ST,BT,LZ:11/8)
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