2006-10-16 ArtNo.38586
◆Welspun、オリッサ州鉄鋼/繊維事業にUS$14億投資
【ブーバネスワル】年商10億米ドルのWelspun Groupメンバー企業、Welspun Power and Steel Ltd(WPSL)およびWelspun Anjar SEZ Ltd(WASL)は11日、オリッサ州政府とそれぞれ年産300万トンの鋼材/鋼管プラントの建設と繊維産業パークの開発に関わる総投資額6403.80クロー(US$13.68億)のプロジェクト覚書を交換した。
ビジネス・スタンダードが10月12日伝えたところによると、鋼材/鋼管プラントのコストだけで6103.80クロー(US$13.042億)にのぼる。この内スチール・スラブ製造施設の建設は、ダクタイル管/スパイラル鋼管製造事業の後方統合化計画の一環で、5303.80クロー(US$11.33億)が投じられる。
プロジェクトは2段階に分けて進められ、第1段階では300万トンのスチール・スラブ・ミルの他、年産170万トンのコークス炉、年産450万トンの焼結炉、年間熔銑365万トン製造可能な高炉、年間熔鋼330万トン製造可能な溶解設備(Melting Shop)が設けられる。第1段階は覚書調印の日から4年後の稼働が目指される。
第2段階では3年内に年産10万トンのダクタイル管プラントと1年半内に年産20万トンのスパイラル管製造施設が設けられる。投資額はどちらもおよそ100クロー(US$2137万)と見積もられる。また600クロー(US$1.28億)を投じて150MW(メガワット)のキャプティブ発電施設を設けることも計画している。
鉄鋼プラントと関連施設の建設に2000~2200エーカーの土地が必要とされる。
一方、Welspun Anjar SEZ Ltd(WASL)は、オリッサ州繊維産業部と、400クロー(US$8547万)を投じChoudwarに総合的な繊維産業パークを開発する覚書を交換した。Welspunは2万5000紡錘の近代的紡績工場と織布工場を建設する計画で3年間に300クロー(US$6410万)を投資すると言う。
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