2006-10-13 ArtNo.38572
◆総理府、BSNLの不透明な入札巡りDOTに釈明要求
【ニューデリー】総理府は国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)の不透明なGSM(Global System for Mobile)機器入札を巡り電気通信局(DOT)に釈明を求めた。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが10月9/10日報じたところによると、総理府は「BSNLの関係入札条件は一部の外国企業の利益を守るために何度も変更された上、通信省幹部からBSNLに対して非公式の指示がたびたびなされた」と指摘している。
フランス・テレコム企業Alcatelと地元パートナーITIは、入札に参加することなく、1800万回線の機器納入を認められ、残りの4550万回線分のみが入札にかけられた。1800万回線の機器納入額は5000クロー(US$10.68億)前後と見積もられ、内アルカテルは2000クロー(US$4.27億)を手にすることになる。
またITIのMankapur及びRae Bareliの工場は小規模な作業を配分されたに過ぎず、アルカテルとの合弁を通じ、損失を被っていると言う。
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