2006-10-13 ArtNo.38567
◆Hero Honda、新モデル投入しプレミアム市場で攻勢に
【ニューデリー】Hero Honda Motors Ltd(HHML)は9日プレミアム・セグメントの150ccモーターサイクル『CBZ』新モデルをお披露目した。キック・スタート式バージョンのデリーにおける店頭価格(ex-showroom Delhi)は5万4500ルピー。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月9/10日報じたところによると、セル・スターター付き『CBZ X-treme』のデリーにおける店頭価格は5万6500ルピー。両バージョンはいずれもディスク・ブレーキとアロイ・ホイールを標準装備している。
HHMLはプレミアム・セグメントではBajaj AutoおよびTVS Motorsとの厳しい競争に直面しているが、同社のPawan Munjal重役(MD)は、「今回の新バージョン投入を梃子にプレミアム・セグメント・トップの座を目指す。次期会計年度にはさらに新モデルを投入して追い打ちをかける」と抱負を語った。
BajajのPulsarとTVSのApacheの価格はスタンーダード・バージョンについてはCBZのそれを下回るが、ハイエンド・バージョンの価格は僅かに上回っている。
プレミアム・セグメント(150cc以上)の市場規模は60万台と、モーターサイクル市場全体の10%を占めている。HHMLは目下のところ同セグメントに『Achieve』モデルを投入している。CBZの従来のバージョンは低燃料効率とエンジン・トラブルから数ヶ月前に販売が停止された。HHMLは今年6月、125ccGlamourの燃料噴射型バージョンを他社に先駆けて発売したものの、150ccセグメントの穴を埋めるには至っていない。HHMLは今会計年度を通じてバイク6モデルを発売する計画と言う。
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