2006-10-13 ArtNo.38561
◆Vedanta、チャッティースガル州に新アルミ工場
【ライプル】ロンドン拠点のVedanta Resources Plc(VRP)はチャッティスガル州に新アルミニウム製錬施設を設ける計画だ。VRP傘下のBharat Aluminium Company(BALCO)は、これ以前から同州Korbaに製造拠点を設けている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月10日報じたところによると、VRPのAnil Agrawal会長は最近チャッティースガル州を訪れた際以上の計画を明らかにした。それによると、同社は近く事業化調査を行う予定で投資額は1万クロー(US$21.37億)前後と見積もられる。
VRPは、このほどチャッティースガル州政府及びチャッティスガル州電力局(Chhattisgarh State Electricity Board)と1200MW(メガワット)発電プロジェクトに関する覚書を交換した。同社筋によると同発電所の建設地を決めた後、新アルミ製錬所の候補地の選考や事業化調査に着手する。
Agrawal会長によると、Tata MotorsやTata Steelがジャールカンド州の代名詞になっているように、BALCOがチャッティースガル州の代名詞になるよう望んでいる。BALCOは現在VRPの売上げに15%ほど貢献している。VRPがボーキサイト鉱山を所有するMainpatを国際水準の観光スポットにするため、同社は観光開発に5クロー(US$107万)を投資、またチャッティースガル州政府が建設する癌センターに50%出資する。VRPはこの他、チャッティスガル州にあらゆる可能な支援を提供すると言う。
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