SEAnews 2006-10-09 ArtNo.38560

【ニューデリー】スペインの陶器商Lladroが小売りブティックをオープンする計画が許可された。しかし英国の空港免税店会社Alpha Airportsの進出計画は外国投資促進局(FIPB)により却下された。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズ、が10月6日報じたところによると、陶器メーカーのLladroは、地元パートナーとの合弁会社を通じブティックを設け、その製品を独自商標で消費者に販売する。Lladroは合弁会社に24％を出資、残りの76％は地元ディストリビューターのSPA Agenciesが出資する。新会社Lladro Indiaは約22.5クロー(US$481万)を投じて小売りブティックをオープンする。FIPBはまたLladroが2009年までに出資率を49％に引き上げるオプションを認めた。しかし同プロジェクトは依然として大蔵省の最終認可を得る必要がある。
一方、Alpha Airportsは完全出資子会社を設け、免税店を経営することを申請した。同免税店は内国税地域外に設けられ、ルピーではなく外貨でその商品を販売するはずだった。しかし外国投資家には単一商標小売りビジネスへの最大51％の出資が認められているに過ぎないため、FIPBは同申請を却下した。