【ムンバイ】アンドラプラデシュ州Krishnapatnamにおける4000MWのウルトラ・メガ発電プロジェクト(UMPP:Ultra Mega Power Project)には日本を含む諸外国や地元の企業が単独もしくは他社と共同で17件の入札資格審査(RFQ:Request For Qualification)書類を提出した。
インディアン・エクスプレスが10月4日報じたところによると、UMPP結節機関を務めるPower Finance Corporation (PFC)は9月30日RFQの受付を締め切った。RFQを提出した企業には、AES India/CLP Power India-GMRrr Energy Power India consortium/DS Construction-IEC (Israel)/Essar Power/Green Infrastructure/Ittina Energy/JR Power Systems/Khanjee Holdings/GMH and TXU Energy (US)/Lanco Infratech-Globeleg (Singapore)/Larsen & Toubro/NTPC Ltd/Reliance Energy Generation Ltd/Sterlite Industries/住友商事/Tata Power Company/Torrent Power AEC Ltd/YTL Power International Berhad (Malaysia)が含まれる。
電力省のRV Shahi次官によると、Krishnapatnamプロジェクトに対するRFQの提出件数は、マドヤプラデシュ州Sasanプロジェクトの12件、グジャラート州Mundraプロジェクトの13件を上回っている。投資家は、電力省やPFC、さらにはウルトラ・メガ発電事業特殊会社(special purpose vehicles)が採用した『支払い保証メカニズム(PSM:payment security mechanism)』や『事前リスク軽減措置(pre-construction risk mitigation measures)』に満足したものと見られる。
Sasan/Mundra両プロジェクトの価格入札は11月22日までに実施され、来年4月半ばまでにはSasan/Mundra/Krishnapatnam3プロジェクトの契約発注ができる見通しだ。
Krishnapatnamプロジェクトの電力はアンドラプラデシュ州に1600MW、マハラシュトラ/カルナタカ/タミールナド3州に各800MWが供給される。電力の供給先は競争入札方式により決定されると言う。