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2006-10-09 ArtNo.38547
◆年初4ヶ月の外国直接投資92%ジャンプ
【ニューデリー】今年初4ヶ月(2006/4-7)の外国直接投資(FDI)流入額は前年同期の15億米ドルから29億米ドルに92%増加した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが10月6/7/8日報じたところによると、Kamal Nath商工相は6日、以上の数字を明らかにした。それによると今年7月に限っては昨年同月の3億2400万米ドルから11億6000万米ドルに259%の激増を見た。7月の主要投資家には、Barclays Bank plc(シンガポール)/Global Communication Services Holdings(モーリシャス)/SIERO Investment Holding(モーリシャス)/Flextronics Software Systems/Aspen Pharmacare Holdingsが含まれる。
これらの投資は新規の自己資本(equity components)のみで、利益の再投資(reinvested earnings)は含まれていない。
単一のプロジェクトでは、シンガポール拠点Barclays bankの3億8000万米ドルが、今年に入って以来最大の投資額となっている。
投資領域では製造業が最大で、このことは国内経済に占める製造業の比率を17%から25%に拡大することを目指す政府の経済政策を占う鍵になる。今会計年度、これまでに製造業に流入したFDIは6億6800万米ドルに達した。外資流入額トップ10には電機、サービス、電気通信、運輸、燃料、化学、食品加工、製薬、セメント&石膏が含まれる。
地域別ではモーリシャスからの投資が引き続き最大で、以下米国、日本、オランダ、英国、ドイツ、シンガポール、フランス、韓国、スイスの順。
今会計年度を通じたFDIの流入額については、産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)が、昨年の83億米ドルから120億米ドルに44%拡大すると予想、首相経済諮問委員会(Prime Minister's economic advisory council)は中央銀行のデータを基に2005-06年の57億米ドルから2006-07年の85億米ドルに拡大すると見通している。
中央銀行の統計によれば、1991年以来のFDI流入額は501億米ドルで、内160億米ドルは2004年4月以降に流入している。以上の中央銀行の数字には新規自己資本投資と利益の再投資が含まれている。
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