SEAnews 2006-10-06 ArtNo.38545

【ムンバイ】インド第2の企業グループ、Tata groupはオーストラリアの小売り大手、Woolworths Ltdと提携し、全国に耐久消費財小売りチェーンを設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが10月3／4日、タタ・グループのステートメントを引用し報じたところによると、Tata Sonsが100％出資するInfiniti Retail Limited(IRL)は、Woolworthsとソーシング協定を結び、8カテゴリー、合計6000品目以上の製品をオファーする。Tata SonsのR K Krishna Kumar取締役によると、消費者用電子製品と耐久消費財の専門店チェーンは、『Croma』商標でその製品を販売する。Tata Sonsは当面、同事業に400クロー(US$8547万)を投資する。
第1店舗はマハラシュトラ州Mumbai郊外のJuhuに10月9日にオープン、その後18ヶ月間に30店を設ける。2009年までに60店、2010年までに100店に拡大、1店舗当たり60～80人の従業員を雇用する。ワールプール、ボルタス、EMI、カシオ、その他のブランドの家庭娯楽製品、シロモノ、コンピューター及び同周辺機器、通信機器、ミュージック、映像機器、ゲーム・ソフト等を1つ屋根の下で販売すると言う。