2006-10-06 ArtNo.38533
◆Airbus、HALと合弁でNashikにMOR建設
【ナグプル】AirbusはHindustan Aeronautics Ltd(HAL)と手を結びマハラシュトラ州Nashikに1億米ドルを投じ保守・修理・分解検査(MRO:maintenance, repair and overhaul)施設を設けるものと見られる。
ビジネス・スタンダードとデカン・ヘラルドが10月3日伝えたところによると、Praful Patel民間航空相はこのほど以上の消息を語った。それによると、AirbusはHALとの提携を希望しており、HALはカルナタカ州BangaloreとNashikに2つの拠点を有する。そこでインド政府はAirbusにNashikを選ぶよう提案した。Boeingは既にNashikにMORを設ける覚書を州政府及びMaharashtra Airport Development Company (MADC)と取り交わしている。NashikはMumbai-Pune工業地帯の混雑を解消する上でも理想的立地条件を備えていると言う。
一方、インド空港局(AAI:Airports Authority of India)とMADCが49:51の合弁会社を設け、複合一貫国際旅客貨物ハブ(multi-modal international passenger and cargo hub)を建設する計画に関しては、マハラシュトラ州政府が、当該合弁会社を如何に早く立ち上げるかにかかっている。またPatel民間航空相の選挙区Gondia県付近に航空学院を建設すると言う同相のドリーム・プロジェクトは間もなく全体像が明らかになる見通しと言う。
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