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2006-10-06 ArtNo.38532
◆自動車専用港建設も、三菱はカー・ターミナル建設地物色
【ムンバイ】日本企業グループは、最近、中央政府に対し、西海岸に自動車専用の港湾を設けるよう要請した。一方、三菱自動車はグジャラート州内の深水港にインド初の自動車ターミナル(car terminal)を設けるため用地を物色している。
ビジネス・スタンダードが10月4日報じたところによると、三菱は大型自動車輸送船の接岸と乗用車の荷役処理が可能なカー・ターミナルの建設を計画しており、年間処理能力は40万台。この種の施設のコストはおよそ3000クロー(US$6.41億)と見積もられる。
現在Mumbai/Nhava Sheva/Chennai/Kandlaの港湾では専用のカー・ターミナルがないため、バラ荷ターミナルで自動車の荷役を行っている。三菱自動車はグジャラート海事局(GMB:Gujarat Maritime Board)と関係問題を協議、Vansi-Borsi PortとMaroli Portの用地を調査している。GMBのSC Mathur海事主任(CNO)によると、三菱とは3ラウンドの協議を行ったが、まだ何も決まっていないと言う。
消息筋によると、三菱は水深11.5メートルの水路を必要としており、Maroli Portに注目している。またMundra/Pipavav/Okha/Kandla等の既存港にターミナルを設ける可能性も検討している。ターミナルは南北鉄道貨物輸送コリドーにリンクされる。
三菱自動車はHindustan Motorsと提携、後者がタミールナド州Chennai市Thiruvallurに設けた工場でLancerやPajero等のモデルを委託製造している。
アナリストによると、政府の税制優遇策を背景に、インドが小型乗用車のハブとして浮上する中で、多国籍自動車メジャーらは、車専用ターミナルの建設に関心を高めている。
他方、エコノミック・タイムズが4日伝えたところによると、日産、スズキを含む日本企業グループは、中央政府に対し、西海岸に自動車専用の港湾を設けるよう要求した。日本企業の代表は最近P Chidambaram蔵相に面会し、同提案を早期に実現するよう求めた。例えばチェンナイ港等の施設は、これらの企業が計画する輸出ボリュームを満たすのに十分ではない。これらの企業はインドを戦略拠点として世界市場の需要に応じることを計画している。蔵相は海運陸運省に新港を設ける候補地を見出すよう指示したとされる。
海運省筋によると、既存港の施設を検討した上で、既存港を拡張するか、新港を開発するかを決める。したがって候補地はまだ決まっていない。インド国内には石油、ナフサ、鉱石の専用港は存在するが、自動車専用の港湾はまだ存在しない。投資額もかなりの額にのぼる見通しと言う。
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