【ニューデリー】フランスを拠点にする年商750億ユーロの多国籍小売り企業Carrefourは当初1億米ドルを投じて首都圏(national capital region)にキャッシュ&キャリー卸売り店を設け、インド市場に進出する計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月29日伝えたところによると、今日、ハリヤナ州Gurgaonに購買オフィスを設けているカルフールは世界的に120店のキャッシュ&キャリー・チェーンを展開している。
消息筋によると、カルフールは、キャッシュ&キャリー・ビジネスを通じて全国にサプライチェーンを構築、規制がゆるんだ暁には末端消費者を対象にした小売りビジネスに乗り出す。フランチャイズ方式はインド市場に進出する比較的容易なオプションだが、キャッシュ&キャリーは総合的な投資が可能で、100%ビジネスを管理できる。インドの価格メカニズムを理解する上でもメリットがある。カルフールは既にJones Lang LaSalleを不動産コンサルタントに指名し、用地の確保に乗り出している。しかしカルフールのフランス本社は以上の消息に関してコメントを控えたと言う。