【ニューデリー】インド政府は9月29日、英国企業BP Plc、オーストラリア企業Arrow Energy、地元企業Reliance Energy Ltd及びTata Power Co Ltdを含む内外の企業(チーム)に炭層メタン(CBM)鉱区ブロックの探査ライセンスを付与した。
インディアン・エクスプレスが9月30日伝えたところによると、Palaniappan Chidambaram蔵相は29日、以上の消息を語った。それによると、この日閣議は関係省庁の次官級会議(Empowered Committee of Secretaries)の推薦に基づき上記企業にライセンスを付与する方針を決めた。
BP子会社のBP Exploration (Alpha) Ltdは入札した2ブロック中1ブロックのライセンスを認められた。Anil Dhirubhai Ambani Group(ADAG)傘下のReliance EnergyとReliance Natural Resources、そしてフランスのGeoPetrol International Inc.の合弁チームは4ブロックを獲得した。Arrow Energy/GAIL (India) Ltd/EIG Energy Infrastructure Group ABチームは3ブロックを獲得、内2ブロックにはTata Powerも加わっている。米国企業Coalgas Mart LLCに率いられるコンソーシアムは2ブロックを獲得した。
しかしインド公共/民間部門のトップ・プレーヤー、Oil and Natural Gas Corp. LtdとReliance Industries Ltdは、今回は1ブロックも手にすることができなかった。
政府は今年6月、CBM鉱区10ブロックに内外の企業26社が合計54の入札を行ったと発表していた。