2006-10-02 ArtNo.38528
◆オリッサ州10件1万290MW電力事業覚書に調印
【ブーバネスワル】オリッサ州政府は9月28日、独立電力供給業者(IPP)10社と、第1期分だけで合計4万5000クロー(US$96.15億)、1万290MW(メガワット)の発電プロジェクト10件に関わる覚書を交換した。
エコノミック・タイムズが9月29日報じたところによると、これらのプロジェクトはAnugul県/Cuttack県/Dhenkanal県に位置し、何れもピットヘッド(坑口)型の石炭火力発電所が建設される。
オリッサ州のNaveen Patnaik首席大臣が調印式の会場で語ったところによると、オリッサ州自体に2475MWの電力が供給される他、直接に1万人、間接に2万人の就業機会が創出され、州政府に年間1790クロー(US$3.82億)の歳入がもたらされる。デベロッパーが毎年一定額を積み立てる環境管理基金(Environment Management Fund)も創設される。
首席大臣は席上、「中央政府の首相/計画委員会議長/電力相に対し、オリッサ州のような資源豊富な州が適切な補償を得られるより公平な法制を整備するよう求めた」と語った。
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