2006-10-02 ArtNo.38525
◆台湾PCモニター企業TPV、US$1億製造拠点検討
【ハイデラバード】台湾を拠点にコンピュータ・モニターの製造を手掛ける年商50億米ドルのTPV Technology Ltd(TPVTL)は数年内に500クロー(US$1.068億)を投じインドに製造拠点を設けることを検討している。
ビジネス・スタンダードが9月29日報じたところによると、TPVTLのMukesh Gupta主任(country head)は同紙に以上の消息を語った。それによると、同社は現在中国、台湾、東欧、ブラジルに7つの製造施設を有し、次の製造拠点はインドになる見通しだ。2005年にインドで120万台、500クロー(US$1.068億)のモニターを販売したTPVTLは今年は150万台、700クロー(US$1.496億)の達成を目指している。販売台数が400万~500万台に達したなら製造拠点を設けることができ、2、3年後には同レベルに達するものと予想される。工場の建設地としては南部のアンドラプラデシュ州Vishakapatnamやタミールナド州Chennaiが、港湾に近い点からも望ましい。
現在インドでは10モデルを販売しており、2ヶ月以内にハイエンド・セグメントの5モデルを追加する。TPVTLはまた、Microsoft Entertainment & Devices Divisionと提携し、後者のXbox 360用モニターを納入することを検討、初歩的な協議を進めていると言う。
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