2006-09-29 ArtNo.38517
◆Satyam Computer、日本企業買収準備
【シンガポール】インドの指導的ソフトウェア輸出業者Satyam Computer Services Ltd(SCSL)は、米国依存軽減のためのアジア市場拓戦略の一環として日本における企業買収もしくは企業提携を準備している。
インディアン・エクスプレスが9月27日報じたところによると、カルナタカ州Hyderabadを拠点にするSCSLのShailesh Shah上級副社長は27日以上の方針を明らかにした。それによると日本売上げの営業額全体に占める比率は現在の1.5%から3年内に4%以上に拡大するものと見られる。
SCSLは日本をターゲットにしたある種のものを創造することを目指している。Shah氏はこの点に関して「日本市場は世界の他の市場とは大きく異なっているが、我々はあたかもローカル企業のように日本市場に奉仕することを欲している」と語った。
日本は過去60年来最も長い好況を謳歌しており、企業は工場、機械、サービスにより多く支出する準備ができている。SCSLは日本に200人以上のスタッフを擁し、日産やその他、銀行、電話会社等にそのサービスを提供している。
SCLは中国、ベトナム等、他のアジア市場の開拓も積極化している。中東やアフリカを含むアジア地域の売上げ全体に対する貢献率は現在の16.5%から1、2年内に20%に拡大する見通しと言う。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ライン28日報じたところによると、SCSLは27日シンガポールに『全地球ビジネス永続・災害復旧センター(Global Business Continuity and Disaster Recovery Center)』をオープンした。
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