2006-09-29 ArtNo.38513
◆JSW Steel、オリッサ州に年産1千万トン鉄鋼プラント計画
【コルカタ】Sajjan Jindal氏が率いるJSW Steel Ltd(JSL)はオリッサ州政府と同州に年産1000万トンの鉄鋼プラントを設ける初歩的な話し合いを進めている。
ビジネス・スタンダードが9月26日伝えたところによると、JSLのSajjan Jindal副会長兼MDは同紙に以上の消息を語った。それによると、これはJSLが最近発表した3番目の新規国内鉄鋼プロジェクトだが、一連の拡張計画の趣旨は原料が手に入るところがあればそこに鉄鋼プラントを設けると言うもの。ジャールカンド州政府と1000万トンの鉄鋼プラント建設覚書を交換したのは、石炭と鉄鉱石資源が同州内に存在するためで、西ベンガル州に1000万トンの鉄鋼プラントを設けるのは同州内に石炭が存在し、オリッサ州から鉄鉱石も手に入るためである。
依然として初歩的な計画段階にあるが、これらが何れも実現するなら過去2年間に発表されたプロジェクトの総額は10万8586クロー(US$231.02億)、プラント・キャパシティーは合計年産3600万トンに達する。
しかし最近、覚書が調印されたメガ鉄鋼プロジェクトの中で、設備機械の発注にこぎ着けたのは、今のところTata Steelのもののみである。
観測筋は、JSLのオリッサ・プロジェクトが離陸するとすれば、これら一連のメガ・プロジェクトの最後になると見ている。
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