2006-09-29 ArtNo.38507
◆UPL、デュポンのベンスルフロンメチル・ビジネス買収
【ムンバイ】United Phosphorus Ltd (UPL)は、世界のアジア太平洋地域を除く地域におけるDuPont Coのベンスルフロンメチル(bensulfuron-methyl)ビジネスを1500万米ドルで買収する。これには除草剤Londax及びその配合製品が含まれる。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが9月27/28日、UPLのステートメントと同社のRajju Shroff会長兼MDの談話を引用し報じたところによると、UPLは傘下の子会社38社を通じ当面世界80カ国におけるベンスルフロンメチルの販売を手掛ける。ベンスルフロンメチルは稲や水生農作物用に開発された除草剤で先進国で広く用いられており、利益マージンは50%にのぼる。
グジャラート州Vapiを拠点にするUPLの2005-06年の年商は4億8000万米ドル、国内市場シェアは8%に達した。今年の売上げは25%の成長が望めると言う。
|