2006-09-27 ArtNo.38495
◆Sonalika、Proton等と乗用車製造協力協議
【ニューデリー】Sonalika Groupは乗用車市場進出を目指し、マレーシアのProtonを含む海外自動車メジャーと戦略提携交渉を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月26日、消息筋の言として伝えたところによると、Sonalikaは、Protonの他、欧州企業2社、中国企業1社と関係交渉を進めている。
SonalikaグループのL.D. Mittal会長は以上の消息を確認したものの、交渉相手の社名を明らかにすることを控えた。同氏によると交渉は向こう数ヶ月間に合意に達する見通しだ。Sonalikaは、戦略パートナーにInternational Cars and Motors Ltd (ICML)の最大10%のシェアを提供する。目下、プライベート・エクイティー会社がICMLの30%のシェアを握っている。
ICMLは最近、英国のRoverと提携し、多用途車(MUV)Rhinoを発売した。Rhinoはこれまでにパンジャブ州とハリヤナ州で発売され、好評を博している。
一方、Protonはインド市場進出に関心を寄せており、これ以前にはHindustan Motorsと提携問題を協議したが、合意に至らなかった。
SonalikaはまたInternational Tractors Ltd (ITL)の10%のシェアをプライベート・エクイティー会社に売却する交渉を進めている。これ以前に既にプライベート・エクイティー会社2社Citigroup及び3iに各10%、日本のヤンマーに12%、合計32%の権益を売却した。昨年、年商1000クロー(US$2.137億)をマークしたITLは来年公開公募(IPO)を予定している。
|