1995-11-09 ArtNo.3849
◆<星>チャンギ/ポンゴール/市街地の国有地を払い下げ
【シンガポール】都市再開発局(URA)は7日、チャンギ、ポンゴール、ロチョール・カナル一帯の3地区をそれぞれレクリエーション・センター、ウォーター・フロント・ニュータウン、エンターテーメント・センターとして再開発する構想を発表した。
リム・ヘンキアン国家開発相が明らかにしたところによると、3年内にチャンギ地区の国有地をリゾート開発用地として払い下げる。先ずフェリー・ポイント・ヒルの3haの国有地をリゾート、ホテル、クラブ、シャレー、娯楽施設などの開発地として売却する。同地区はチャンギ・ポイント、チャンギ空港、チャンギ・ウエストを含む2200haにわたり、チャンギ・ビレッジとチャンギ・クリークに近い6haの土地は全国労働組合会議(NTUC)のリゾート用地としてすでに確保されている。
またポンゴール沖とコニー島沖の110ヘクタールを埋め立て、ニュータウン/レクリエーション・センターを設ける。ポンゴールの埋め立ては来年着工され、ポンゴール沖に60ヘクタール、コニー島沖に50ヘクタールの土地を造成する。本島とコニー島の間には長さ2.5キロの川を設け、両岸に住宅開発局(HDB)アパートもしくは民間住宅を8000戸(10階建てブロック)建設する。
ブラスバサ・ロード、セレギー・ロード、ロチョール・カナル・ロード、オフィル・ロード、ニコール・ハイウェーに囲まれた市街区はエンターテインメント地区として再開発され、そのための国有地が払い下げられる。(ST,BT,LZ:11/8)
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