2006-09-25 ArtNo.38480
◆民間航空省、11月にIA/AIの合併案を閣議に提出
【ニューデリー】民間航空省は11月に国営航空会社2社、Indian Airlines(IA)とAir India(AI)合併の閣議承認を求める計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが9月20日報じたところによると、Praful Patel民間航空相と同省幹部はこのほど以上の方針を明らかにした。それによると両社合併のロードマップ作成を委ねられたAccentureを長とするコンソーシアムは10月中に報告書を提出、同報告書をベースにした合併案が11月までに完成する。インド政府は来年3月までに合併を完了することを目指している。
政府内部には合併に反対する意見が存在し、ある種の問題が提起されているが、首相により原則的に承認された合併計画を停頓させるほど深刻なものではない。
両航空会社は購入した新機種を続々就航させており、合併後には新型機110機を含む約130機を有する大型航空会社が誕生する。これにより国際市場における競争力も強化される見通しだ。
観測筋による、人事、営業、インフラ、子会社等の面で詳細な検討を要する問題が依然存在する。例えばAlliance AirやAir-India Express等の子会社の処遇も、合併前に決定する必要があると言う。
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