2006-09-22 ArtNo.38462
◆Hyundai Motor、US$7億投じ設備拡張
【チェンナイ】韓国のHyundai Motor Company(HMC)は7億米ドルを追加投資し、タミールナド州Chennai近郊Irrungattukottai工場の年間製造能力を2倍の60万台に拡張、エンジン及びトランスミッション製造施設を増設する。
ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが9月19日報じたところによると、HMCのChung Mong Koo会長兼CEOは18日、タミールナド州のM Karunanidhi会長と会談し、子会社Hyundai Motor India Ltd(HMIL)の事業計画に関して協議した。
Irungattukottai工場の新施設は2007年10月に完成する予定で、HMILは既存のSantroに続く第2の小型乗用車を新施設で製造する。新施設の年産能力は当初20万台で、その後30万台に引き上げられる。これによりHMILの年産能力は60万台に拡大、その2分の1を輸出する。
HMCの追加投資は納入業者の投資の呼び水になり、少なくとも20社が製造施設の建設等に別途2億米ドル余を投資するものと見られる。これらを合わせるとタミールナド州におけるHMC関連投資は10億米ドルに達する。
Koo氏はタミールナド州政府に道路、鉄道、港湾等、インフラの整備を要請、取り分け自動車輸出専用の港湾施設の建設を求めた。
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