2006-09-22 ArtNo.38461
◆Hindalco、MP州にUS$42.7億投じアルミSEZ開発
【ニューデリー】Aditya Birlaグループの旗艦Hindalco Industries Ltd(HIL)はマドヤプラデシュ州Sidhi県Bargawan村に2万クロー(US$42.735億)以上を投じアルミニウム・ビジネスに特化した特別経済区(SEZ)を開発する計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月19日、マドヤプラデシュ州政府工業局(department of industries)に提出されたHIL申請書の内容を引用し報じたところによると、HIL自身は同プロジェクトに1万8000クロー(US$38.46億)を投資する。残りは下流部門プロジェクトに関わる投資で占められ、1万人の就業機会創出が見込まれている。
HILは5月23日にマドヤプラデシュ州との間で取り交わした合意書の中で段階的に1万8000クローを投じ、Sidhiにアルミニウム製錬施設とキャプティブ発電所を建設することを約束していた。
HILは「SEZで生産された製品の多くは輸出されるが、一部は内国税地域に出荷される」としている。1200haのプロセッシング・エリアを備えた2025haのSEZの大部分はHILがキャプティブ用途に利用し、750MWの発電所や補助産業施設、下流部門施設等も設けられる。
マドヤプラデシュ州政府筋は、『プロジェクト処理実行局(PCIB:Project Clearance and Implementation Board)』は、HILの提案を『認可局(BOA:Board of Approval)に推薦するか否かを間もなく決めると語った。
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