2006-09-18 ArtNo.38448
◆HPCL、Vizag石化事業にUS$42.7億投資
【ヴィサカパトナム】国営Hindustan Petroleum Corporation Limited (HPCL)は向こう4~5年間にアンドラプラデシュ州Visakhapatnam(Vizag)に2万クロー(US$42.735億)以上を投じ石油化学コンプレックスを設ける。
ビジネス・スタンダードが9月14日伝えたところによると、石化コンプレックスはVizagの9000エーカーの土地に設けられるアンドラプラデシュ特別経済区(SEZ)内に建設される。
HPCLのA S Rao重役(ED)はこのほど記者会見し以上の消息を語った。それによると、同社は3500エーカーの土地を求めたが、州政府はこれまでに1000エーカーを同社に割り当てた。
製油所のキャパシティーを1500万トンに拡張する工事に9000~1万クロー(US$19.23億-21.37億)を、石油化学事業に別に1万クロー(US$21.37億)を、それぞれ投資する。Vizag製油所の2005-06年の処理量は757万4000トンと、750万トンの設備能力を上回った。
この他、原油ターミナルと一点係留施設(SPM:Single Point Mooring)に600クロー(US$1.28億)を投資する計画で、Vizag Port当局と用地取得交渉を進めている。液化石油ガス(LPG)貯蔵用の『mounded bullet storage』施設には約125クロー(US$2671万)を投資する。これによりVisag製油所のLPG貯蔵能力は7500トンに拡大する。
HPCLはProjects & Development India Ltd (PDIL)を同プロジェクトのコンサルタントに指名したと言う。
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