SEAnews 1995-11-08 ArtNo.3842

【バンコク】デルタ・エレクトロニクス(ﾀｲﾗﾝﾄﾞ)はＣＤ－ＲＯＭ機器の製造を計画しており、関係事業化調査は今年末までに完了する。
デルタ幹部がＢＤ紙に語ったところによれば、8億バーツを投じたバーチャル・イメージ・ビデオ・ディスプレー・ユニットの新工場は来年初に稼働、ヒューズ・エアクラフト・システムズのライセンスに基づき生産された製品は富士通に納入される。1997年までに年間120万ユニットの製造が目指される。この他、年間350万ユニットのプリント基板を富士通に納入する計画で、関係製造施設に6400万バーツを投じる。また充電可能なニッケル乾電池の製造施設に3億バーツの投資が予定されている。携帯電話、ビデオ・カメラ、ノート・ブック・パソコン用のこの種の電池は既に台湾及びメキシコで生産されている。今日同社の営業収入の44％はモニター、45％は電力スイッチ、残りはＥＭＩフィルターとマグネットの製造／販売で占められていると言う。(BD:11/7)