2006-09-11 ArtNo.38414
◆インド/ブラジル/南ア、来週貿易協力枠組み協定に調印
【ニューデリー】インド、ブラジル、南アフリカは来週ブラジルで催されるIBSA(India, Brazil and South Africa)首脳会議の席上、貿易協力のための枠組み協定(framework agreement)に調印する。
エコノミック・タイムズが9月7日伝えたところによると、枠組み協定は3国間の特恵貿易協定(PTA:preferential trade agreement)もしくは自由貿易協定(FTA:free trade agreement)に道を開く。
3国は、会議の席上、関税引き下げのための関税分類品目(tariff lines)を洗い出す。これらの品目は直ちに、もしくはFTA交渉の過程で関税が引き下げられる。
IBSA首脳会議は9月13日に開幕、インドからはManmohan Singh首相が出席する。3国は農業及び農業関連領域における協力覚書にも調印する。
インドは既に南米南部共同市場(MERCOSUR:ブラジル/アルゼンチン/ウルグアイ/パラグアイ)とPTAを締結、南部アフリカ関税同盟(SACU:Sacu:South Africa Customs Union)とも関係交渉を進めており、ブラジル/南アフリカともFTA交渉を進める用意があると言う。
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