2006-09-11 ArtNo.38412
◆西ベンガル州政府、IOCをアンカー投資家として正式招致
【コルカタ】西ベンガル州政府は6日、同州Haldiaに設けられる『石油・化学・石油化学投資地域(PCPIR:Petroleum, Chemicals and Petrochemicals Investment Regions)のアンカー投資家として正式にIndian Oil Corporation(IOC)を招致する方針を発表した。
ビジネス・スタンダードが9月7日報じたところによると、西ベンガル州政府のSabyasachi Sen工業部次長は以上の方針明らかにした。それによると州政府の内閣専門委員会はIOCをPCPIRのアンカー投資家とすることを承認した。
PCPIRは1000エーカーの土地に設けられる。州政府はKFS ConsultantsとMott McDonaldにPCPIRマスター・プランの作成を委ねた。マスタープランの作成には少なくとも6ヶ月を要すると言う。
子会社IBPの年次総会に出席するため西ベンガル州Kolkataを訪れたIOCのSarthak Behuria会長によると、IOC取締役会はまだハルディアPCPIRのアンカー投資家を引き受ける問題を討議しておらず、したがって承認もしていない。また取締役会にかけるにはプロジェクトの具体的内容を固める必要がある。何れにしてもIOCはハルディアPCPIRのアンカー投資家を引き受けることを嫌ってはいない。IOCの当面の関心事はハルディア製油所のキャパシティーを拡張し、石油化学の原料になるパラキシレンやナフサを製造することと言う。
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