2006-09-11 ArtNo.38405
◆Tata Motors、US$25億投じ設備拡張
【ニューデリー】Tata Motors Ltd(TML)は向こう3~4年間にインド国内に1万~1万2000クロー(US$21.37億-25.64億)を投じて製造能力を拡張、新モデルを発売するとともに、ロシアと中国における完成車の販売とコンポーネントのソーシングに力を入れる。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが9月7日伝えたところによると、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)が7日主催したサミット会場でTMLのRavi Kant重役(MD)は以上の計画を明らかにした。
それによるとロシアはトラック、バス、ピックアップの重要市場で、各セグメントごとに関係を構築して市場の開拓を図るとともに、現地組立も計画している。
中国からのコンポーネント調達を拡大し、インド国内における車両開発コストの引き下げを図る。TMLは様々な地域からコンポーネントを調達する計画で、中国はその1つである。
TMLのRajeev Dubey上級副社長(乗用車担当)によると、2006-07年の乗用車販売の伸びは、業界平均の10-13%を上回る見通しだ。TMLの8月の乗用車販売の伸びは27%前後に達した。しかし比較対象になる昨年同期の販売が高水準だったこともあり、同伸び率は今後減速する見通しと言う。
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