【ニューデリー】スズキと日産は共同で15億米ドルを投じ、ハリヤナ州Manesarに輸出志向型の乗用車製造施設を設ける。新工場は2年内に稼働する。
エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月7日報じたところによると、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)が7日主催したサミット会場で、Sontosh Mohan Dev重工業相は以上の消息を語った。それによるとスズキの鈴木修会長と日産自動車の伊佐山建志副会長は6日、Manmohan Singh首相/Dev重工業相/Lalu Prasad鉄道相/Kamal Nath商工相/P Chidambaram蔵相/ R Balu陸運相を含む閣僚と会見、両社の計画を提出するとともに、プロジェクトに必要なインフラの整備等を要請した。
スズキ/日産の合弁計画はインドに15億米ドルの外国直接投資(FDI)をもたらし、新工場は国内市場と輸出市場向けに年間35万台の小型・大型乗用車を製造する能力を備える。インド政府はプロジェクトが必要とするインフラの整備を約束した。新工場の当初年産能力は10万台で、2008-09年までに25万台に拡大される。
Indian Railways(IR)はこの日、スズキと輸送契約に調印した。同契約の下、IRは、スズキ子会社Maruti Udyog Ltd(MUL)及び日産の輸出車両合計40万台に輸送の便宜と施設を提供する。契約は2009年以降に実行され、IRに年間250クロー(US$5342万)の収入をもたらす見通しと言う。