2006-09-01 ArtNo.38363
◆中国通信機器会社Huawei、新センター等にUS$1億投資
【バンガロール】中国の通信機器大手Huawei Technologies Co Ltd(HTCL:華為技術有限公司)は1億米ドルを投じてカルナタカ州Bangaloreに新センターを設け、スタッフも増員、インド事業を拡張する。
ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが8月31日/9月1日報じたところによると、HTCLが完全出資するHuawei Technologies India Pvt. Ltd(HTIPL)は現在インドに3つのレンタル施設を擁するが、2008年末の稼働を目処にバンガロールに新センターを設け、Optixシリーズの光ネットワーク新製品やワイヤレスLAN(local area network)新製品の開発を手掛ける。また従業員数も現在の1200人から2000人に増員する。
HTCLの光ソリューションは、インターネット・プロトコル・ベースのテレビジョン(IPTV:internet protocol-based television)やTriple Play(高速インターネット・テレビ・音声)、移動体通信、専用回線等のサービス・プロバイダーにより広く用いられている。
HTIPLのVirendra Gupta副社長兼組込ソリューション主任によると、今回の拡張計画はこれ以前から主要技術の開発に携わって来たHTIPLのポートフォリオを光ソリューションやワイヤレスLANにまで拡大する。ソフトウェア・エンジニア180人を擁する新施設は、ワイヤレス・スイッチやワイヤレス・アクセス・ポイント製品に関わるソフトウェアの開発も手掛ける。
Ovum-RHK統計によると、HTCLの光ネットワークは2005年には世界光ネットワーク市場のナンバー2、LH+MR DWDM市場のナバー1にランクされた。HTCLは過去5年間アジア太平洋地域光ネットワーク市場トップの座を維持して来たと言う。
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