2006-08-30 ArtNo.38356
◆Reliance Retail、デリー/ムンバイに各70店オープン
【ニューデリー】Reliance Retail Limited(RRL)は、向こう7ヶ月間にDelhiとマハラシュトラ州Mumbaiに各最大70店、西ベンガル州Kolkataに20店の小売りショップをオープンする。
インディアン・エクスプレスが8月28日報じたところによると、RRLは目下アンドラプラデシュ州Hyderabadにおける営業に向け準備に拍車をかけているが、Reliance Industries Ltd(RIL)グループ小売りイニシアチブの重点地区はメトロ、取り分けデリーとムンバイと見られる。
メトロにおける店舗面積は3000~5万平方フィートで、首都圏だけで小売り/農業ビジネス網のために3000人以上が雇用される。
現時点で国内最大の小売りグループ、年商2000クロー(US$4.27億)のPantaloonが全国に140店の店舗を設けるには約8年を要した。しかしKishore Biyani氏に率いられるPantaloonもRRLの攻勢を座視している訳ではなく、来年6月までに首都圏に40店舗を増設し、対抗する構えだ。
RLLの首都圏における店舗はデリー市内に40店、Gurgaon/Ghaziabad/Noidaに各10店と、均衡のとれた布陣となっている。これらの店舗には国内では手に入らぬ国際ブランド100種類が揃えられる。RLL筋によると当面、独自ブランド投入戦略は採用しない。食品雑貨に関しては輸入した果実・野菜・基礎食品を合理的価格で販売する。これらは大量購入を通じて仕入れコストの引き下げを図る。大部分の店舗はRLLの直営だが、一部フランチャイズ方式も採用すると言う。
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