【ニューデリー】インド第3の二輪車メーカー、TVS Motor Company Ltd (TVSMC)はガス燃料を用いたモーターサイクルについて研究を進めている。
インディアン・エクスプレスが8月28日報じたところによると、国内第2の二輪車メーカー、Bajaj Auto Ltd(BAL)も今年4月、ガソリン以外にディーゼル油、圧縮ガス(CNG)、液化石油ガス(LPG)の何れかを燃料として使用可能なデュエル・フュエル二輪車を12ヶ月以内に発売すると発表した。
TVSMCのVenu Srinivasan会長兼MDによると、代替燃料を用いたモーターサイクルの製造は容易だが、問題はLPGスタンドが少ないこと。このためTVSMCは政府がLPGの流通を拡大する政策を導入した際に代替燃料を用いた製品を発売する。
TVS SpectraにはLPGを用いる選択肢があったが、当時政府はLPGシリンダーの用途に制限を加えていたと言う。
BALのS Sridhar副社長(二輪車営業担当)は、デュエル・フュエル二輪車開発の進捗状況に関してコメントを控えた。