2006-08-28 ArtNo.38330
◆Uttam Galva、自動車用冷延製造能力を3倍に拡大
【ムンバイ】インド第2の亜鉛メッキ鋼製造会社Uttam Galva Steels Ltd(UGSL)は、乗用車や消費財の製造に用いられる高品質なスチールの需要に応じるため、自動車用冷間圧延鋼(auto grade cold rolled steel)の製造能力を3倍の18万トンに拡張する。
エコノミック・タイムズが8月25日報じたところによると、UGSLのAnkit Miglani取締役はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、1年前には月間2000トンの自動車用冷間圧延鋼を製造していたが、今会計年度末までに月間6000トンに拡大する。
これは600クロー(US$1.28億)拡張計画の一環で、冷間圧延鋼の年間製造能力は12月までに100万トンに達する。拡張計画は2段階に分けて進められる。
拡張計画に伴い自動車用スチールの国内販売に占める比率は現在の40%からほぼ2倍に拡大する。
UGSLは亜鉛メッキ鋼の70%と冷間圧延鋼製品の50%を120カ国に輸出、輸出が1900クロー(US$4.06億)の売上げ全体の60%を占めている
UGSLは100クロー(US$2137万)を投じて設けた年間処理能力50万トンのサービス・センターをオープンした。同センターは自動車業界の他、シロモノ業界の需要に応じる。
UGSLは建設業界向けに専門用途の高付加価値製品も製造しているが、国内市場はまだ成熟していないと言う。
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