SEAnews 2006-08-25 ArtNo.38326

【ムンバイ】グジャラート州Ahmedabad拠点のDishman Pharmaceuticals and Chemicals Limited(DPCL)はスイスの検査サービス会社Cabbogen Amcis AGをSolutia Europe SA(SESA)か7500万米ドルで買収した。
エコノミック・タイムズが8月23／24日、DPCLのボンベイ証券取引所(BSE)への報告を引用し伝えたところによると、DPCLはブリュッセル拠点の完全出資子会社Dishman Pharma Solutions AG (DPS)を通じて同買収を行った。
DPSは、DPCLから注入された2250万米ドルと、ICICI Bankシンガポール支店及びRabo Internationalシンガポール支店からの合計5250万米ドルのシンジケート・ローンで、同買収費用を賄った。
DPSは、Carbogen AGとAmcis AGから成るSolutia Incの製薬サービス・ビジネスを買収する確定契約を結んだ。 Carbogen AGとAmcis AGは今年5月に統合し、Cabbogen Amcis AGを発足させた。
アナリストによると、この種の外国企業の買収を通じ、インド企業は規制の厳しい米国や欧州市場にアクセス、高いマージンを実現できると言う。